日本給食

interview

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インタビュー

子どもたちの数十年後の食生活を左右する仕事だから、給食の意義を捉えたうえで優れた提案をしたい。

G.H.

2020年10月 中途入社

給食受託事業部 営業

キャリアステップ

  • 1年目

    給食受託事業部に営業として配属。企画提案営業を担当。

豊洲市場の卸売から給食受託事業へ転身。

以前は、豊洲市場内で卸売業の営業職をしていました。荷主さんから魚を買って、丸のまま仲卸さんに売る仕事です。部署ごとに担当する魚種が違って、私は主にキンキを扱っていました。市場の状況を見極めて荷主さんから買うかどうか決めて、スーパーのように値札があるわけではないので仲卸さんによって売る際の値段が違うという経験と感覚が重要な仕事でした。

面接を受けた際に給食受託事業の営業も市場分析をしたり、現場の意見を聞いたりしながら、企画提案につなげていくという点で通じるものがあると聞き、おもしろそうだと思って入社しました。
卸売業は仲卸さんとの日々のコミュニケーションが第一で市場独特の近い距離感でしたが、今は自治体がお客様なので距離感がまったく違います。そういった違いも学んでいるところです。

企画提案が選定されたときはとても嬉しいです。

給食受託事業では、8月から1月くらいの時期に、各自治体から「こんな案件がありますよ。企画提案に参加しませんか」という公告があります。公告を受けて、どのような提案内容にするか決める準備期間が1~2週間のものから1ヶ月のものまであり、提案の競合は多いときは20社くらいで、一次で書類選考、二次でプレゼンに分かれることもあります。その時期は、常日頃の業務と同時平行で2~3件の提案を進めていきます。

私は部署の中で一番若く社歴も浅いので、先輩たちにさまざまな相談に乗っていただきながら進めています。主に、現場の管理をしているエリアマネージャーさんから現場の話を聞いて、実現可能でより良い提案になるようにブラッシュアップをしています。違う部署の方も親身に相談に乗ってくださって、とても助かっています。契約に結び付いたときはとてもうれしいですね。

競争が激化する中でも、給食の意義を忘れない。

新型コロナの影響から人の行動や生活が変化する中で給食業界でもリモートワークの普及で学食や社食が打ち切りになった企業もあり、新規参入も含め競争が激しくなっていると感じております。

そのため、今後の目標としては、新しく何かというよりも今以上に企画提案に力を入れていきたいと思っています。たとえば、現場をもっと知るために現場の方向けの研修を一緒に受けたり、外部講師の話を聞く機会があればできる限り受けたりするようにしています。

当社での給食事業では、学校や保育園での給食施設が多く、そこで食事をする子どもたちの成長を促し、子どもたちの10年、20年、30年後の食生活を左右する重要な仕事ですから、給食の意義をしっかり捉えたうえで、より良い提案をしていけるようにがんばりたいです。